雨音に消えた
2007 / 06 / 09 ( Sat ) 声はどこに届くでもなく。
目の前の雨音に押し潰されて小さく、次第に消えていった。 雷が鳴り始めた頃、何を考えただろう。 独りで座る部屋の中、一瞬の雷光に目を伏せながら。 小さく笑って、鼻で笑って。 目からはどこからか涙が少し溢れてきたりして。 それでも小さく笑って、鼻で笑って。 指先に感じる冷たさを辿って。 窓に篭る微かな暖かさを嫌って。 探し当てたのはどちらでもなく。 どこかで感じた懐かしい気持ち。 |
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