黒い部分
2007 / 03 / 31 ( Sat )
彼女いない歴=年齢。

童貞は風俗で捨てた。

彼女がほしいなんて思わなかった日はない。

それなりに恋もした。

でもどれひとつ実ったことはない。

段々と世の中に対して僻むようになる。

世の中は何も悪くないのに。

自分が悪いだけなのに。

そぅ思うと今まで自分が恋心を抱いて来た人達に申し訳ない。

こんな奴がアナタを好きになってごめんなさい。

そう、いけなかったのは全部自分だったんだ。

失恋する度に暗い部屋で独りそんな事を考える。

悪魔が居るならこの魂をくれてやる。

だから違う世界につれてけ。

どうにでもなれ。

そしたら案外カンタンにそれは訪れた。

身体の調子が悪いから病院に行ってみた。

すると肺の所にハッキリと影が映ってる。

癌ってヤツだそうだ。

しかも治らないんだって。

笑うことしか出来ないなぁ。

ホントにさ。

何のために産まれて来たんだ?

親に申し訳ないが暗い部屋で考えてた。

失恋した訳でもないのに。

深く考えないことにした。

自分が望んでたことじゃないか。

幸い誰も哀しまない。

誰にも教えないでおこう。

ひっそりとまた独りで世界の外側にはみ出よう。






どうやら今日が最期らしい。

抗癌剤も使ってない。

さぁ悪魔が待ってる。

約束の魂だ。

最期の最期まで俺はこんな事しか考えられないのか。

病室も真っ暗。

ホントに俺は暗い部屋が好きだな。

自分でも驚いてるくらいだよ。

さぁそろそろ時間みたいだ。






最期くらいは泣いてもいいだろうか。







涙が止まらないな。

こんなんじゃ看護士さんに笑われちゃうじゃないか。

でも涙ふく力もでないや。

まぁいいか。
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