水の煌く
2007 / 03 / 05 ( Mon )
暖かかった今日は雨が降ることで幾らか楽な日やったような気がする。昨日も暖かかったらしいが俺にとっちゃなんも気になってなかったかな。夜にオカンを駅まで迎えに行ったけどそんときもそんなに寒くなかった。むしろ半袖の人がいたくらい。






車の中で待ってるとほとんどの人が俺と目が合う。なんかイラッてきたな。なに見てんねんって感じやった。オカンを乗せて家に帰る。いつも通りの道を走る。なんにも変わらへん道を。






家についてガレージに車を停めて降りる。フゥと息を空に吹き掛けるとこの間まで白かった息は白くなかった。それがなんとなく寂しく感じた。ふと月が目に入る。山の山頂から少し顔を出すように、その月は雲に半分食われたような綺麗なものではなかったけど、赤かった。






その赤い月が目に焼きついて、今でも覚えてる。綺麗な形ではなかったけど、あの色は綺麗やった。ふと1つの絵が頭に浮かぶ。赤い月と、月から零れた透き通る水。時間が止まった瞬間の絵。白くならない息と一緒に「綺麗やなぁ」って呟いてた。
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